まずは事情を確認したいとき
使う場面
初めての未払い・関係を悪化させたくない段階
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
支払日から1〜2週間以内。事務的になりすぎず、まず事情を尋ねる形が角が立ちません。

養育費が約束どおり振り込まれないときや、未払いが続いているときに、相手へ送るメール・LINE・内容証明郵便で使える文例を紹介します。
支払いの遅れ方や、相手から返事があるかどうかを見て、下の3つから使う文例を選んでください。必要に応じて、○月分・未払い額・支払期限・子どもの名前を入れ替えます。送信したメールは、後で見返せるように保存しておきましょう。
支払いが初めて遅れたのか、未払いが続いているのか、すでに手続きを始める段階なのかに合わせて選びます。迷うときは、まず「最初の確認」から始めてください。
選んだ状況に合う文例だけが下に表示されます。別の状況の文例を見たいときは、下のボタンからすべての文例を表示できます。
使う場面
初めての未払い・関係を悪化させたくない段階
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
支払日から1〜2週間以内。事務的になりすぎず、まず事情を尋ねる形が角が立ちません。
使う場面
相手の収入減など事情がありそうな場合
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
相手に支払う意思がありそうだが滞っている場合。話し合いの記録はスクリーンショットで残しておきましょう。
使う場面
これまで支払いは順調で、今回初めて数日遅れている場合
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
支払日から3日〜1週間程度。これまで順調だった相手には「うっかり忘れ」の可能性も高いので、責めるトーンを避けて事実確認だけにとどめるのが、支払い継続のコツです。
使う場面
取り決め額より少ない金額が振り込まれた場合
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
一部入金を黙って受け取り続けると、「減額に同意した」と主張される火種になりかねません。不足があることをその都度文字で伝え、記録に残すことが大切です。
使う場面
メールを送っても、返信がない場合
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
「いつ・何回連絡したか」を明記するのがポイントです。無視の事実そのものが、後の調停・審判であなたに有利な事情になります。返信を求めるだけでなく「期日+次の行動」を必ずセットで書きましょう。
使う場面
LINEがブロックされ、メールやSMSに切り替える場合
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
ブロックされたら、メール→SMS→内容証明郵便の順に手段を切り替えます。内容証明は、いつ・誰に・何を請求したかを郵便局が証明する制度です。送ったメールやSMSも残しておきましょう。
使う場面
債務名義があり、実際に差押えの手続きを始める段階
メールの件名
養育費(○月分)の未払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
「準備に入る」と書く以上、実際に裁判所の手続きを進める段階で送ってください。言葉だけの警告を繰り返すと効果が失われます。差押えは給与の2分の1まで可能(通常の借金は4分の1)で、養育費は法律上特に強く保護されています。
使う場面
2〜3ヶ月未払いが続いている段階
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
未払いが2ヶ月を超えたら、期限を明確に区切ります。このメール自体が、いつ支払いを求めたかを示す記録になります。
使う場面
債務名義を持っている場合の催促
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
債務名義がある場合は具体的に「強制執行」に言及してOK。実際に裁判所の手続きが可能な立場だからこそ、現実的な圧力になります。
使う場面
催促を無視され続けている段階
メールの件名
養育費(○月分)の未払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
この文面を送っても反応がなければ、実際に弁護士の無料相談へ。「言うだけ」で終わらせないことが大切です。
使う場面
相手の再婚を理由に支払いを打ち切られた場合
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
相手の再婚だけでは支払い義務は消えません(あなたの再婚+子どもの養子縁組の場合は減額されうる)。一方的な打ち切りには、支払い義務が続いていることをメールで伝え、記録に残します。
使う場面
受験料・入学金など特別な出費が発生した場合
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
入学金・受験料などの「特別費用」は、毎月の養育費とは別に分担を求められる場合があります。金額の根拠資料(募集要項など)を添えると話が進みやすくなります。
使う場面
相手から減額の相談があり、支払い継続を優先したい場合
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
感情的に拒否すると支払い自体が止まるリスクがあります。「資料の開示」と「書面化」を条件に協議に応じる姿勢を見せるのが現実的です。合意できなければ調停で決められます。
使う場面
数か月分の未払いがあり、相手に賞与が出るタイミングの場合
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
6月・12月の賞与時期は、たまった未払いを回収できる現実的なチャンスです。相手が払いやすい具体的な分割案をこちらから示すと、応じてもらえる可能性が上がります。合意したら必ず文字で残しましょう。
使う場面
支払いが途絶えて久しいが、関係悪化は避けたい場合
メールの件名
養育費(○月分)のお振込みについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
長く途絶えている相手には、責めるより「子どもの近況+節目の出費」を伝える方が、返信につながることがあります。このメールにも反応がなければ、期限を示すメールに切り替えてください。
使う場面
住所や勤務先は不明だが、LINEやメールは届く場合
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
2020年の法改正で、裁判所を通じて相手の勤務先(年金機構等に照会)・預貯金口座・不動産を調べられるようになりました(債務名義が必要)。「逃げても調べる手段がある」と知らせること自体が抑止力になります。
使う場面
離婚時に書面を作らず、口約束で養育費を決めていた場合
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
公正証書がない場合でも、調停を申し立てれば養育費を決め直せます。「調停になると収入資料の提出が必要になる」と伝えることで、相手が自主的に払う動機づけになります。LINEの約束のスクリーンショットがあれば、証拠として保存しておきましょう。
使う場面
調停調書があるのに、その後支払いが止まった場合
メールの件名
養育費(○月分)の未払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
調停調書は「債務名義」なので、即座に強制執行に進めます。まず無料の履行勧告(裁判所から相手に支払いを促す通知)を試し、それでも払わなければ給与差押えへ。調停後の未払いは、相手の「約束を破った」事実が明確なため、裁判所も厳しく対応してくれます。
使う場面
転職を理由に養育費の減額や支払い停止を主張された場合
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
転職・減収は減額の「事情変更」にあたる可能性はありますが、正式な手続きを経ずに一方的に減額することは認められません。「資料を見せてから話し合う」という姿勢を示しつつ、現行金額の支払いを求めましょう。
使う場面
相手が退職・失業を理由に支払いを拒否している場合
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
「無職=払わなくていい」は法的に誤りです。自己都合退職の場合は特に、裁判所は厳しく判断します。相手に「減額したいなら正式な手続きを」と促しつつ、現行額の支払いを求めましょう。
使う場面
取り決め額より少ない金額が数ヶ月続いている場合
メールの件名
養育費(○月分)のお支払いについて
コピーして使うメール本文
送る目安・気をつける点
一部支払いを黙って受け取り続けると、「減額に暗黙の同意があった」と主張される恐れがあります。毎月の不足を文字で指摘し、記録に残すことが重要です。3ヶ月以上続くなら、早めに弁護士に相談を。
※ 文例は一般的な参考例です。相手との関係性や状況に合わせて調整してください。DV・モラハラなど、直接連絡すると危険がある場合は、ご自身で催促せず、弁護士や自治体の相談窓口(配偶者暴力相談支援センター等)を通じてください。
メールを送る前の5つのチェック
催促メールは、後で調停・裁判の証拠として第三者に読まれる可能性があります。送信前に、事実と期限がきちんと書けているか確認してください。

送ってはいけないNG表現5つ
どんなに正当な請求でも、書き方ひとつで不利な証拠になることがあります。以下の表現は避け、言い換え例を参考にしてください。
避けたい表現: 「払わないなら子どもに会わせない」
面会交流と養育費は法律上別の問題とされ、条件にすると「脅迫的」と評価されて調停で不利になるおそれがあります。
このように伝える → 「養育費の件は、面会とは別にきちんと話し合いたい」と切り分けて伝える
避けたい表現: 「会社にバラすよ」「親に言うからね」
勤務先や親族への暴露をほのめかすと、脅迫罪・名誉毀損と主張される危険があり、立場が逆転しかねません。
このように伝える → 「支払いがなければ法的手続きを進めます」と、正当な手段だけを予告する
避けたい表現: 「最低」「クズ」「親失格」などの人格攻撃
感情的な言葉はスクリーンショットで切り取られ、「一方的に攻撃された」という相手の反論材料になります。
このように伝える → 金額・期日・未払いの事実だけを淡々と書く(感情は書かない)
避けたい表現: 「もう養育費はいらない」(その場の勢いで)
売り言葉に買い言葉でも、文字で残ると「放棄の合意があった」と主張される火種になります。
このように伝える → 腹が立ったときほど送信前に一晩置く。放棄・減額に触れる文面は送らない
避けたい表現: 深夜・早朝の連投、1日に何十件も送る
回数・時間帯によっては「執拗な連絡」としてこちらが加害者側に見られてしまい、警察や弁護士への相談材料にされることがあります。
このように伝える → 1回の催促は1通にまとめ、次は期限が過ぎてから。日中〜夜21時までに送る
催促するときに相手を刺激しないメールの書き方
責めずに伝えるコツ、避けたい表現と言い換え例、電話で話すときの言い方を確認できます
催促メールを送るときの重要な3つのポイント