北海道で養育費について相談できる
無料窓口・支援制度まとめ
北海道で養育費の取り決め・未払い請求について無料で相談できる公的窓口(法テラス札幌・函館・旭川・釧路、札幌弁護士会など4つの弁護士会、母子家庭等就業・自立支援センター、家庭裁判所)と、札幌市・函館市・苫小牧市の公正証書作成費用・保証料補助制度をまとめました。
母子世帯の状況: 2022年の道の実態調査では回答1,808世帯のうち母子世帯が約8割(出典: 2022年 北海道ひとり親家庭生活実態調査)
窓口に相談する前に: 状況を整理しておくと話が早く進みます
「養育費の相場はいくらか」「未払いがいくら溜まっているか」を先に把握しておくと、 限られた相談時間を有効に使えます。どちらも無料・登録不要です。
法テラス(日本司法支援センター)の北海道内の事務所
法テラスは国が設立した法的トラブル解決の総合案内所です。収入・資産が一定基準以下の方は、 弁護士による無料法律相談(同一問題につき3回まで)や、弁護士費用の立替え制度(民事法律扶助)を利用できます。 養育費の請求・調停・強制執行の相談にも対応しています。
弁護士会の法律相談センター
北海道には札幌・函館・旭川・釧路の4つの弁護士会があり、それぞれ法律相談センターを運営しています。特に札幌弁護士会は離婚相談(養育費を含む)が45分以内無料で、女性弁護士による無料電話相談「ほっとらいん ぶ〜け」も実施しています。
離婚相談(養育費含む)は45分以内無料
予約制
約30分5,500円(税込)
30分以内5,000円
母子家庭等就業・自立支援センター(ひとり親支援センター)
道内には圏域ごとに母子家庭等就業・自立支援センターが設置されており、弁護士による養育費等の法律相談も無料で受けられます。札幌市在住の方は札幌市のひとり親家庭支援センターが窓口です。
北海道の家庭裁判所
養育費の調停・審判の申立てや、未払い時の強制執行(差押え)・財産開示手続は家庭裁判所・地方裁判所で行います。
支部・出張所
- 札幌家裁: 岩見沢・滝川・室蘭・苫小牧・浦河・小樽・岩内の各支部
- 函館家裁: 江差支部
- 旭川家裁: 名寄・紋別・留萌・稚内の各支部
- 釧路家裁: 帯広・網走・北見・根室の各支部
調停の申立て先は原則「相手方の住所地」を管轄する家庭裁判所です。相手が道外に住んでいる場合は、相手の住所地の家裁が窓口になります。
北海道の養育費支援制度(公正証書・保証料の補助)
公正証書の作成費用や養育費保証契約の保証料などを補助する自治体独自の制度です。 「お金がかかるから取り決めを公正証書にできない」という方は、まずこの制度を確認してみてください。
公正証書の作成、調停申立て、養育費保証契約、強制執行申立てにかかる費用を補助
補助額: ADR利用: 上限5万円 / 公正証書等作成: 上限2万4千円 / 保証契約: 上限5万円 / 強制執行申立て: 上限15万円
債務名義の取得費用と養育費保証契約の費用を補助
補助額: 公正証書等作成: 上限3万円 / 保証契約: 上限5万円
公正証書作成手数料、初回保証料、差押えにかかる弁護士費用などを補助
補助額: 作成支援: 上限3万円 / 保証支援: 上限5万円 / 執行支援: 上限10万円
上記以外の市町村でも同様の支援を実施している場合があります。お住まいの市町村の子育て支援担当課にご確認ください。
市区町村のひとり親相談窓口
最も身近な相談先は、お住まいの市区町村に配置されている母子・父子自立支援員です。 養育費のことだけでなく、児童扶養手当や生活全般の相談もまとめてできます。主な窓口の例:
上記以外の市区町村にお住まいの方は、役所の「子育て支援課」「こども家庭課」などにお問い合わせください。
相手と直接やり取りできない事情がある方へ
DVやモラハラなどで相手と直接交渉できない場合は、無理に連絡を取る必要はありません。 配偶者暴力相談支援センターに相談すれば、安全を確保しながら養育費請求を進める方法 (弁護士を通じた請求、住所を秘匿した調停など)を案内してもらえます。
全国どこからでも使える相談窓口
平日9時〜21時・土曜9時〜17時。問い合わせ内容に応じた法制度や相談窓口を無料で案内
こども家庭庁委託事業。養育費・親子交流の相談に無料で対応(水曜除く平日10時〜20時、土日10時〜18時)
最寄りの配偶者暴力相談支援センターに自動転送される全国共通番号
北海道の養育費相談に関するよくある質問
Q. 北海道(札幌)で養育費について無料で相談できる窓口はどこですか?
A. 札幌弁護士会の札幌法律相談センター(011-251-7730)では離婚相談(養育費を含む)が45分以内無料です。また、収入が一定以下の方は法テラス札幌(0570-078388)の無料法律相談(同一問題につき3回まで)が利用できます。札幌市のひとり親家庭支援センター(011-631-4257)でも弁護士による養育費相談を実施しています。
Q. 札幌市に住んでいます。公正証書の作成費用に補助はありますか?
A. あります。札幌市の「ひとり親家庭等養育費確保支援事業」で、公正証書等の作成費用は上限2万4千円、養育費保証契約の保証料は上限5万円、強制執行申立て費用は上限15万円まで補助されます。詳細は札幌市の子育て支援課にご確認ください。
Q. 相手が北海道外に住んでいる場合、調停はどこに申し立てますか?
A. 養育費調停の申立て先は原則として「相手方の住所地」を管轄する家庭裁判所です。相手が道外在住なら、その住所地の家裁に申し立てます。遠方の場合は電話会議システムやウェブ会議を利用できる場合があるため、申立て先の家裁に確認してみてください。
全国共通で、今すぐ無料でできること
窓口の営業時間を待たなくても、状況の整理は今すぐ始められます。
掲載情報は2026年7月時点で各公式サイトを確認したものです。相談窓口の受付時間・電話番号・支援制度の内容は変更される場合があるため、利用前に必ず公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。