
北海道で養育費について相談できる
無料窓口・支援制度まとめ
北海道で養育費の取り決め・未払い請求について無料で相談できる公的窓口(法テラス札幌・函館・旭川・釧路、札幌弁護士会など4つの弁護士会、母子家庭等就業・自立支援センター、家庭裁判所)と、札幌市・函館市・苫小牧市の公正証書作成費用・保証料補助制度をまとめました。
母子世帯の状況: 2022年の道の実態調査では回答1,808世帯のうち母子世帯が約8割(出典: 2022年 北海道ひとり親家庭生活実態調査)
あなたに合う相談先はどれ?
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あなたの状況に合った相談の道すじ
窓口は1つに絞る必要はありません。多くの方は次のような順番で組み合わせています。
📋これから取り決める方
⚖️取り決めたのに未払いの方
🛡️相手と接触したくない方
市区町村のひとり親相談窓口

最も身近な相談先は、お住まいの市区町村に配置されている母子・父子自立支援員です。 養育費のことだけでなく、児童扶養手当や生活全般の相談もまとめてできます。主な窓口の例:
こんな相談ができます
- 「離婚を考えているが、養育費はどうやって決めればいい?」
- 「児童扶養手当や医療費助成など、使える制度を全部知りたい」
- 「公正証書の費用補助など、市の支援制度を使いたい」
- 「弁護士に相談すべき状態か、話を整理してほしい」
ここでは解決できないこと
- ・相手との交渉や裁判手続きの代理(→弁護士・法テラスへ)
- ・法的な判断(請求できる金額の確定など)を要する相談
上記以外の市区町村にお住まいの方は、役所の「子育て支援課」「こども家庭課」などにお問い合わせください。
法テラス(日本司法支援センター)の北海道内の事務所

法テラスは国が設立した法的トラブル解決の総合案内所です。収入・資産が一定基準以下の方は、 弁護士による無料法律相談(同一問題につき3回まで)や、弁護士費用の立替え制度(民事法律扶助)を利用できます。 養育費の請求・調停・強制執行の相談にも対応しています。
こんな相談ができます
- 「取り決めたのに払われない。弁護士費用が出せないが、どうにかしたい」
- 「調停や強制執行を考えているが、費用の立替制度を使いたい」
- 「自分が無料相談の収入基準を満たすか知りたい」
ここでは解決できないこと
- ・収入・資産が基準を超える方の無料相談(→弁護士会の相談センターへ)
- ・その場での事件受任の確約(担当弁護士との面談・審査が必要)
弁護士会の法律相談センター

北海道には札幌・函館・旭川・釧路の4つの弁護士会があり、それぞれ法律相談センターを運営しています。特に札幌弁護士会は離婚相談(養育費を含む)が45分以内無料で、女性弁護士による無料電話相談「ほっとらいん ぶ〜け」も実施しています。
こんな相談ができます
- 「養育費をいくら請求できるか、専門家の見立てを聞きたい」
- 「内容証明・調停・強制執行のどれから始めるべきか相談したい」
- 「このまま弁護士に依頼した場合の費用と流れを知りたい」
ここでは解決できないこと
- ・無料での継続相談(初回相談後は有料。収入次第で法テラスの利用も可)
母子家庭等就業・自立支援センター(ひとり親支援センター)

道内には圏域ごとに母子家庭等就業・自立支援センターが設置されており、弁護士による養育費等の法律相談も無料で受けられます。札幌市在住の方は札幌市のひとり親家庭支援センターが窓口です。
こんな相談ができます
- 「養育費の相談と一緒に、就職・転職や資格取得の支援も受けたい」
- 「弁護士による無料法律相談日を利用したい(センターによる)」
- 「同じ境遇の人がどう解決したか、事例を聞きたい」
ここでは解決できないこと
- ・裁判手続きの代理(→相談内容に応じて弁護士へつないでもらえます)
北海道の家庭裁判所
養育費の調停・審判の申立てや、未払い時の強制執行(差押え)・財産開示手続は家庭裁判所・地方裁判所で行います。
こんな相談ができます
- 「話し合いに応じてくれないので、調停を申し立てたい」
- 「調停の申立て書類の書き方を教えてほしい(手続案内)」
- 「公正証書があるのに払われない。差押えを申し立てたい」
ここでは解決できないこと
- ・「いくら請求すべきか」など法的アドバイス(裁判所は中立のため手続きの案内のみ)
支部・出張所
- 札幌家裁: 岩見沢・滝川・室蘭・苫小牧・浦河・小樽・岩内の各支部
- 函館家裁: 江差支部
- 旭川家裁: 名寄・紋別・留萌・稚内の各支部
- 釧路家裁: 帯広・網走・北見・根室の各支部
調停の申立て先は原則「相手方の住所地」を管轄する家庭裁判所です。相手が道外に住んでいる場合は、相手の住所地の家裁が窓口になります。
北海道の養育費支援制度(公正証書・保証料の補助)

公正証書の作成費用や養育費保証契約の保証料などを補助する自治体独自の制度です。 「お金がかかるから取り決めを公正証書にできない」という方は、まずこの制度を確認してみてください。
公正証書の作成、調停申立て、養育費保証契約、強制執行申立てにかかる費用を補助
補助額: ADR利用: 上限5万円 / 公正証書等作成: 上限2万4千円 / 保証契約: 上限5万円 / 強制執行申立て: 上限15万円
債務名義の取得費用と養育費保証契約の費用を補助
補助額: 公正証書等作成: 上限3万円 / 保証契約: 上限5万円
公正証書作成手数料、初回保証料、差押えにかかる弁護士費用などを補助
補助額: 作成支援: 上限3万円 / 保証支援: 上限5万円 / 執行支援: 上限10万円
上記以外の市町村でも同様の支援を実施している場合があります。お住まいの市町村の子育て支援担当課にご確認ください。
※制度の内容・予算枠は年度で変わることがあります(2026年7月時点の確認内容)。申請前に必ず各自治体の公式サイトまたは窓口で最新情報をご確認ください。
お住まいの市区町村名で全国の補助制度を検索する北海道の公証役場(公正証書の作成先)
養育費の取り決めを「執行認諾文言付き公正証書」にしておくと、万一未払いになったとき、 裁判をせずにすぐ給与や口座の差押え(強制執行)を申し立てられます。 どの役場を利用してもかまいません(お住まいの都道府県以外の役場でも作成できます)。
相手と直接やり取りできない事情がある方へ
DVやモラハラなどで相手と直接交渉できない場合は、無理に連絡を取る必要はありません。 配偶者暴力相談支援センターに相談すれば、安全を確保しながら養育費請求を進める方法 (弁護士を通じた請求、住所を秘匿した調停など)を案内してもらえます。
全国どこからでも使える相談窓口
北海道の養育費相談に関するよくある質問
Q北海道(札幌)で養育費について無料で相談できる窓口はどこですか?
札幌弁護士会の札幌法律相談センター(011-251-7730)では離婚相談(養育費を含む)が45分以内無料です。また、収入が一定以下の方は法テラス札幌(0570-078388)の無料法律相談(同一問題につき3回まで)が利用できます。札幌市のひとり親家庭支援センター(011-631-4257)でも弁護士による養育費相談を実施しています。
Q札幌市に住んでいます。公正証書の作成費用に補助はありますか?
あります。札幌市の「ひとり親家庭等養育費確保支援事業」で、公正証書等の作成費用は上限2万4千円、養育費保証契約の保証料は上限5万円、強制執行申立て費用は上限15万円まで補助されます。詳細は札幌市の子育て支援課にご確認ください。
Q相手が北海道外に住んでいる場合、調停はどこに申し立てますか?
養育費調停の申立て先は原則として「相手方の住所地」を管轄する家庭裁判所です。相手が道外在住なら、その住所地の家裁に申し立てます。遠方の場合は電話会議システムやウェブ会議を利用できる場合があるため、申立て先の家裁に確認してみてください。
全国共通で、今すぐ無料でできること
窓口の営業時間を待たなくても、状況の整理は今すぐ始められます。
この記事が役に立ったら、同じ悩みを持つ方にも
養育費のことは、なかなか人に相談しづらいもの。あなたの一言のシェアが、誰かの一歩につながるかもしれません。
北海道で相談窓口を利用した方の声
実際に相談窓口を利用した方の体験談です。投稿は承認後に掲載されます。
窓口情報の最終確認日: 2025-07-01
掲載情報は2026年7月時点で各公式サイトを確認したものです。相談窓口の受付時間・電話番号・支援制度の内容は変更される場合があるため、利用前に必ず公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。