
離婚前・別居中に、養育費の取り決めを進めている方へ
養育費の金額・支払日・特別費用など、話し合いの中で確認しておきたいことを整理するためのチェックリストです。すでに取り決めがある方も、内容に漏れがないか見直せます。
金額に関する取り決めはしていますか?
毎月の金額、始める月、終わる時期、支払日までを具体的に決めると、後の行き違いを防げます。
質問 1
毎月の養育費を、具体的な金額(例:月○万円)で決めましたか?
「算定表の範囲内」ではなく、月額を数字で書面に残すと安心です。
質問 2
いつから支払いを始めるかを決めましたか?
「離婚届を出した翌月から」など、開始する月を具体的に決めます。
質問 3
いつまで支払うかを決めましたか?
「満20歳に達する月まで」「大学卒業まで(22歳上限)」など、終了時期を決めます。
質問 4
毎月の支払日を決めましたか?
「毎月末日」「毎月25日」など、相手の給料日の翌日から5日後を目安に決めると現実的です。
支払い方法に関する取り決めはしていますか?
振込先や手数料、遅れた場合の対応まで決めておくと、「言った・言わない」を防ぎやすくなります。
質問 5
振込先の口座情報を、書面に明記しましたか?
銀行名・支店・口座番号・名義まで記載します。養育費専用口座を作ると管理しやすくなります。
質問 6
振込手数料をどちらが負担するかを決めましたか?
支払う側が負担する形が一般的です。書面に明記しておきます。
質問 7
支払いが遅れたときに、どう対応するかを決めましたか?
「2回以上遅れたら残額を一括請求できる」などの条件を決めておくと安心です。
毎月の養育費とは別の費用について話し合いましたか?
入学や進学、高額な医療費など、月額とは別にかかる費用について、後から負担をめぐって困らないように、誰がどの程度負担するかを決めておきます。
質問 8
入学金・受験料・塾代を、どちらがどの割合で負担するか決めましたか?
「折半」「支払う側が7割」など、割合を決めます。事前に協議するルールもあると安心です。
質問 9
入院や手術など、高額な医療費の負担を決めましたか?
「保険適用後の自己負担分を折半する」など、急な出費への対応を決めます。
質問 10
大学進学時の学費をどうするか話し合いましたか?
今すぐ決められなければ、「進学する場合は別途協議する」と書いておく方法もあります。
将来、状況が変わったときの取り決めはしていますか?
収入の変化や再婚など、将来起こりうる事情の変化にどう対応するかを確認します。
質問 11
収入が大きく変わったときは話し合う、というルールを入れましたか?
「著しい収入変動があったときは、誠実に協議する」と記載する方法が一般的です。
質問 12
再婚や養子縁組をした場合の扱いを決めましたか?
具体的に決められなくても、「事情が変わったときは協議する」と明記しておくことが大切です。
子どもと会う頻度や方法について話し合いましたか?
養育費とは別に、子どもと離れて暮らす親との交流をどう進めるか確認します。
質問 13
面会交流の頻度を決めましたか?
「月1回程度」などの目安を決めます。最初から細かい曜日まで決めなくても大丈夫です。
質問 14
面会する場所や方法を、どう決めるか話し合いましたか?
「子どもの気持ちを最優先に、その都度協議する」としておくと、状況に合わせやすくなります。
取り決めを、将来困らない形で書面に残していますか?
口約束だけにせず、離婚協議書や公正証書にすることで、不払い時の備えになります。
質問 15
話し合った内容を、離婚協議書などの書面にまとめましたか?
口約束だけでは、後から内容を証明しにくくなります。
質問 16
公正証書にする予定はありますか?
強制執行認諾文言を入れた公正証書なら、不払い時に裁判をせず差押えを申し立てられます。
質問 17
自治体の公正証書作成費用の補助を確認しましたか?
公正証書、調停、強制執行などにかかる費用を支援する自治体があります。
養育費の取り決めチェックが終わったら、次に進めること
「これから決める」項目を、相手と話し合ってください
金額・支払日・特別費用など、まだ決めていないことを一つずつ確認しましょう。
話し合って決めた内容を、離婚協議書や合意書にまとめてください
離婚協議書のテンプレートを参考に、金額・支払日・支払い方法などを具体的に書いておきましょう。
離婚協議書を、公正証書にするか確認してください
公正証書にする方法を確認し、不払いへの備えとして必要かを検討しましょう。