
東京都で養育費について相談できる
無料窓口・支援制度まとめ
東京都で養育費の取り決め・未払い請求について相談できる公的窓口(法テラス東京・上野・多摩・八王子、都内3弁護士会の法律相談センター、ひとり親家庭支援センター「はあと」、東京家庭裁判所)と、新宿区・北区など区市の養育費確保支援事業(公正証書作成費用・保証料の補助)をまとめました。
母子世帯数: 約11万6,200世帯(父子世帯は約2万3,800世帯)(出典: 東京都推計(令和5年1月時点))
あなたに合う相談先はどれ?
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あなたの状況に合った相談の道すじ
窓口は1つに絞る必要はありません。多くの方は次のような順番で組み合わせています。
📋これから取り決める方
⚖️取り決めたのに未払いの方
🛡️相手と接触したくない方
市区町村のひとり親相談窓口

最も身近な相談先は、お住まいの市区町村に配置されている母子・父子自立支援員です。 養育費のことだけでなく、児童扶養手当や生活全般の相談もまとめてできます。主な窓口の例:
こんな相談ができます
- 「離婚を考えているが、養育費はどうやって決めればいい?」
- 「児童扶養手当や医療費助成など、使える制度を全部知りたい」
- 「公正証書の費用補助など、市の支援制度を使いたい」
- 「弁護士に相談すべき状態か、話を整理してほしい」
ここでは解決できないこと
- ・相手との交渉や裁判手続きの代理(→弁護士・法テラスへ)
- ・法的な判断(請求できる金額の確定など)を要する相談
上記以外の市区町村にお住まいの方は、役所の「子育て支援課」「こども家庭課」などにお問い合わせください。
法テラス(日本司法支援センター)の東京都内の事務所

法テラスは国が設立した法的トラブル解決の総合案内所です。収入・資産が一定基準以下の方は、 弁護士による無料法律相談(同一問題につき3回まで)や、弁護士費用の立替え制度(民事法律扶助)を利用できます。 養育費の請求・調停・強制執行の相談にも対応しています。
こんな相談ができます
- 「取り決めたのに払われない。弁護士費用が出せないが、どうにかしたい」
- 「調停や強制執行を考えているが、費用の立替制度を使いたい」
- 「自分が無料相談の収入基準を満たすか知りたい」
ここでは解決できないこと
- ・収入・資産が基準を超える方の無料相談(→弁護士会の相談センターへ)
- ・その場での事件受任の確約(担当弁護士との面談・審査が必要)
弁護士会の法律相談センター

東京都には東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会の3つの弁護士会があり、共同で法律相談センターを運営しています。離婚・養育費の相談に対応しており、相談料の目安は30分5,500円(税込)です。収入が一定以下の方は法テラスの制度を使った無料相談も可能です。
こんな相談ができます
- 「養育費をいくら請求できるか、専門家の見立てを聞きたい」
- 「内容証明・調停・強制執行のどれから始めるべきか相談したい」
- 「このまま弁護士に依頼した場合の費用と流れを知りたい」
ここでは解決できないこと
- ・無料での継続相談(初回相談後は有料。収入次第で法テラスの利用も可)
母子家庭等就業・自立支援センター(ひとり親支援センター)

東京都のひとり親家庭支援センター「はあと」では、養育費専門相談員による無料相談(電話・面接)を受けられます。離婚前の方も利用でき、面接相談は予約制です。
こんな相談ができます
- 「養育費の相談と一緒に、就職・転職や資格取得の支援も受けたい」
- 「弁護士による無料法律相談日を利用したい(センターによる)」
- 「同じ境遇の人がどう解決したか、事例を聞きたい」
ここでは解決できないこと
- ・裁判手続きの代理(→相談内容に応じて弁護士へつないでもらえます)
東京都の家庭裁判所
養育費の調停・審判の申立てや、未払い時の強制執行(差押え)・財産開示手続は家庭裁判所・地方裁判所で行います。
こんな相談ができます
- 「話し合いに応じてくれないので、調停を申し立てたい」
- 「調停の申立て書類の書き方を教えてほしい(手続案内)」
- 「公正証書があるのに払われない。差押えを申し立てたい」
ここでは解決できないこと
- ・「いくら請求すべきか」など法的アドバイス(裁判所は中立のため手続きの案内のみ)
支部・出張所
- 八丈島出張所
- 伊豆大島出張所
23区・島しょ部は本庁(霞が関)、多摩地域は立川支部が窓口です。申立て先は原則「相手方の住所地」を管轄する家裁になります。
東京都の養育費支援制度(公正証書・保証料の補助)

公正証書の作成費用や養育費保証契約の保証料などを補助する自治体独自の制度です。 「お金がかかるから取り決めを公正証書にできない」という方は、まずこの制度を確認してみてください。
公正証書作成、調停申立て、養育費保証契約の保証料、ADR利用を支援(都内町村在住者向け。区市在住者は各区市の制度を利用)
補助額: 保証料は初回保証料(養育費月額が上限)、公正証書作成は公証人手数料相当
公正証書作成、家裁への申立て、ADR利用、弁護士相談料を助成
補助額: 公正証書作成: 上限33,000円 / 家裁申立て: 上限20,000円 / ADR利用: 上限50,000円 / 弁護士相談: 上限11,000円
公正証書作成費用、養育費立替保証契約の保証料、ADR利用料を助成
補助額: 公正証書作成: 上限5万円 / 保証料: 上限5万円 / ADR利用: 上限3万円
東京都の事業は町村在住者が対象で、区市在住の方は各区市の制度を利用します。新宿区・北区以外にも多くの区市が同様の支援を実施しているため、お住まいの区市のひとり親支援担当課にご確認ください。
※制度の内容・予算枠は年度で変わることがあります(2026年7月時点の確認内容)。申請前に必ず各自治体の公式サイトまたは窓口で最新情報をご確認ください。
お住まいの市区町村名で全国の補助制度を検索する東京都の公証役場(公正証書の作成先)
養育費の取り決めを「執行認諾文言付き公正証書」にしておくと、万一未払いになったとき、 裁判をせずにすぐ給与や口座の差押え(強制執行)を申し立てられます。 どの役場を利用してもかまいません(お住まいの都道府県以外の役場でも作成できます)。
相手と直接やり取りできない事情がある方へ
DVやモラハラなどで相手と直接交渉できない場合は、無理に連絡を取る必要はありません。 配偶者暴力相談支援センターに相談すれば、安全を確保しながら養育費請求を進める方法 (弁護士を通じた請求、住所を秘匿した調停など)を案内してもらえます。
全国どこからでも使える相談窓口
東京都の養育費相談に関するよくある質問
Q東京都で養育費について無料で相談できる窓口はどこですか?
東京都ひとり親家庭支援センター「はあと」(03-6272-8720)では養育費専門相談員による無料相談を受けられます。多摩地域の方は「はあと多摩」(042-506-1182)が窓口です。収入が一定以下の方は法テラス東京(0570-078301)の無料法律相談(同一問題につき3回まで)も利用できます。
Q東京23区に住んでいます。公正証書の作成費用に補助はありますか?
区によります。例えば新宿区は上限33,000円、北区は上限5万円の助成があります。多くの区市が養育費確保支援事業を実施しているため、お住まいの区のひとり親支援担当課に確認してみてください。都の事業は町村在住者向けのため、区民の方は区の制度が窓口になります。
Q東京家庭裁判所と立川支部、どちらに申し立てればいいですか?
管轄は「相手方の住所地」で決まります。相手が23区内・島しょ部在住なら本庁(霞が関)、多摩地域在住なら立川支部です。相手が都外在住の場合は、その住所地を管轄する家裁に申し立てます。
全国共通で、今すぐ無料でできること
窓口の営業時間を待たなくても、状況の整理は今すぐ始められます。
この記事が役に立ったら、同じ悩みを持つ方にも
養育費のことは、なかなか人に相談しづらいもの。あなたの一言のシェアが、誰かの一歩につながるかもしれません。
東京都で相談窓口を利用した方の声
実際に相談窓口を利用した方の体験談です。投稿は承認後に掲載されます。
窓口情報の最終確認日: 2025-07-01
掲載情報は2026年7月時点で各公式サイトを確認したものです。相談窓口の受付時間・電話番号・支援制度の内容は変更される場合があるため、利用前に必ず公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。