状況別ガイド
養育費の支払いが途中で止まった・減額されたときの対処法

「最初の1年はきちんと払われていたのに、だんだん遅れがちになり、ついに止まった」——養育費未払いの最も典型的なパターンです。母子世帯で養育費を継続的に受け取れているのは約28%という調査もあります。早く動くほど、回収できる可能性は高くなります。
1. 未払い分を正確に把握する
「いつから」「いくら」止まったのか、一部入金があった月はいくらだったのかを整理します。この記録が請求の土台になります。
2. 取り決めの形を確認する
調停調書・審判で決まっている場合は、家庭裁判所の履行勧告(無料)・履行命令という制度が使えます。公正証書の場合は直接強制執行へ。私的な合意のみの場合は、調停で債務名義化するのが先決です。
3. 弁護士名義で催告する
本人からの催促は無視できても、弁護士名義の内容証明は心理的インパクトが大きく、この段階で支払いが再開するケースが相当数あります。時効の完成猶予(6ヶ月)の効果もあります。
4. 再開しなければ強制執行へ
給与差押えなら、未払い分に加えて将来分も毎月自動的に回収できます。「また止まるかも」という不安から解放されるのが最大のメリットです。
このケースのポイント
支払いが止まったまま5年経過すると、古い分から時効で消えていきます。「そのうち払ってくれるかも」と待つことが最大のリスクです。
このケースにおすすめの事務所
完全成功報酬制で費用リスクなく依頼できる事務所も検討しましょう。
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※本記事は一般的な法制度の解説であり、個別のケースへの法的助言ではありません。具体的な判断は必ず弁護士にご相談ください。

